【さくらぼ通信#011】ポケモンの名前の秘密とは!?
メルマガキッズプログラミング教室さくらぼの岩崎です。
今年のゴールデンウィーク、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
この機会にご家族・お友だちと楽しい思い出をたくさん
作ってくださいね。
【さくらぼ:こしょこしょ話】
ニンテンドースイッチなどで人気のゲーム、『ポケモン』には、
これまでに1,000種類以上のポケモンが登場しています。
ポケモンの種類はたくさんありますが、どのポケモンの名前も
必ず6文字以内になっているのをご存知でしたか?
「えっ、そうなの!?」と思った方、ぜひ知っているポケモンの
名前の文字数を数えてみてください。
かならず6文字以内におさまるはずです。
(※メガシンカは除きます)
では、なぜ6文字以内なのでしょうか。
これはポケモンが登場した頃のゲームが、
今のゲームのように、沢山の情報を入れられなかったため
と言われています。
名前を長くすると、そのぶん情報が多くなります。
すると、音や絵やプログラムなど、ゲームそのものに必要な情報を
入れるための場所が少なくなってしまいます。
限られた場所のなかに、どんな情報を入れるか?
そして、どうやっておもしろいゲームを作るか?
そのための工夫として「ポケモンの名前は6文字まで」という
決め事ができたと言われています。
みなさんがよく使うScratch(スクラッチ)にもいろいろな
決め事があります。
例えば、Scratchではスプライトに「これ以上大きくできない」という
決まり事があったり、クローン機能では、表示できるクローンの数が
300個と決まっていたりします。
また、Scratchの画面の大きさは横480ピクセル、縦360ピクセルと
決まっていて、この範囲の中で作品を表現することになります。
決め事のなかで何かを作ることは、難しいことでもありますが、
どうやって工夫して作るかを考えるのも、
楽しさの一つだと思います。
自由な発想力と、あっと驚くような工夫で、あなただけの
作品作りに挑戦してみてくださいね。
【編集後記】
今回はさくらぼ受講生の中にもファンが多い、ポケモンをテーマに
書かせていただきました。
記事で紹介したように、いまのポケモンの名前は6文字以内です。
でも、最初のころのポケモンは、さらに1文字少ない5文字以内
という決まり事がありました。
長いポケモンの歴史の中で、途中から6文字まで使えるように
変更がありました。
もしよかったら最初に6文字になったポケモンが何だったのか?
探してみてくださいね。
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