【さくらぼ通信#007】2023年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。
キッズプログラミング教室さくらぼ教室長の弘中です。
2023年、新しい１年が始まります。今年の目標は決まりましたでしょうか？
さくらぼは、ITを使いこなす人材育成に向けて楽しくタメになるものの提供と
皆様のご意見を伺いながら創りあげていきますのでよろしくお願いします。

【昨年と今年のニュース】
１．2023年。高校で情報Ⅱの授業が開始されます

　2020年に小学校でプログラミング教育が必修化され、2021年に中学校、2022年
　に高校で「情報Ⅰ」が行われるようになりました。（小中は英語や算数と同じ
　科目ではありませんが、高校では、情報という必修科目となります。）
　今年は「情報Ⅰ」をさらに専門化した「情報Ⅱ」が始まります。この科目は必
　修化されたものではありませんが、高校のカリキュラムに入っている場合は、
　情報分野に力を入れていると考えてよいでしょう。

２．2022年。高校の家庭科で金融教育が義務化されています

　これまで学校でお金について学ぶ機会はほとんどありませんでした。経済や資
　産形成、金融トラブル、ローンなど生きる力に直結した内容を学ぶことが行わ
　れています。

【保護者向け】
〇学校の学びは10年単位で変わります

　小中高校で学ぶ内容は原則、国の定めた学習指導要領に基づいて行われます。
　この学習指導要領は10年ごとに改定され、その節目で学ぶ内容が大きく変化
　します。今回の改正では、先の読めない時代で生き抜くために、より考える
　力が求められるため、これまでの知識重視の内容から、答えのない問いに対
　応していく「探求」が盛り込まれています。親世代とは、学びの方法も大き
　く変化しています。次は2030年から順次新しい内容に変わっていきます。

【今月の深掘り】働き方と教育内容変化の関係

　世界とは反対に日本の人口は減少が続いています。
〇問１）世界の人口は約何人？
　　ア．60億人　　イ．80億人　　ウ．100億人

　2050年は97億人、2080年は104億人に達すると言われています。反対に日本は
〇問２）日本の人口は約何人？
　　ア．8000万人　　イ．1億人　　ウ．1億2000万人

　2048年は9900万人、2060年は8600万人と減少の一途をたどっています。
〇問３）人口が減ると何が起こるでしょうか？

　人口減少は労働力不足を生み、不足分を補うためには、労働の生産性向上、
　外国人労働者などの多様化した人の受け入れが必須となります。
　これまで日本は長時間働いて発展をしていきました。人口低下の中、これま
　でのような働き方では維持できず、限られた時間で生産性をあげていく必要
　があります。

　現状行われている働き方改革で、長時間労働の是正に法のメスが入りました。
　この働き方改革の流れは、実は教育にも関係しています。

　長時間労働を是正し生産性を上げるためには、「受け身的な人材」から「能
　動的な人材」を育成していく必要があります。そのため、従来の教師が一方
　的に教え、それを記憶していく受け身型の授業では、言われたことをこなす
　だけの指示待ち人材が増えてしまうことから、知識だけではなく思考力、表
　現力、判断力を問う形、探求、主体性を重視した教育の仕組みへと変化して
　います。

　これまでは、学校時代で学んだ知識を活かすことができたていましたが、高
　速に変化する社会ではすぐに陳腐化し通用しなくなり、常に考え創造し、学
　びを継続する必要が求められます。私たち大人世代も「リスキング」が求め
　られています。

　皆様は、これから何が必要になると考えますか？この問３は答えがありませ
　ん。来校された時でも構いませんので、皆様のご意見を聞かせて下さい。

　さくらぼでは、受講生だけではなく、保護者の皆様にも一緒に学べる機会を
　作っていきたいと思います。

【お子様向け】エキマトペって？
〇調べよう：　オノマトペって何だろう？

　駅内で発生する音をAIが文字にすることで、耳の不自由な人を支援するとい
　う実験が行われました。電車の発車音の「ルルルルルル」などを文字化する
　ことで電車の状態を知らせます。これは、駅の音を文字にするので、「エキ
　マトペ」というそうです。
　参考記事：　https://diamond.jp/articles/-/312665

　みんなは、駅だけでなくどんな所にあったら良いと思いますか？
　これ以外に、どんなものがあるとみんなが笑顔になるだろう？

答え）問１：イ　　問２：ウ

調べよう）オノマトペとは？
　トゲトゲ、ピカピカといった「モノの状態」、ワクワク、ドキドキといった
　「人の気持ち」、ワンワンといった「動物の鳴き声」などを文字で表すこと

【編集後記】
2023年、さくらぼでは、授業の内容ややりたいこと、やってほしいことについて、皆様から
のご意見を募集しておりますので、お気軽に言ってください。できるだけ、授業やラボタイ
ム、またはイベントなどで実現できればと思います。もちろん、保護者の方向けのやってほ
しいことも受け付けております。

もし何かございましたら、来校時にスタッフにお伝え下さい。もしくは、下記のメールアド
レスや、さくらぼのＨＰのお問合せからでも大丈夫です。

　ご要望、ご意見先　info@sakurabo.tech
https://sakurabo.tech/contact/